こんにちは、LDLです。
今まではデータ分析の記事をお送りしてきましたが、今回は今年初めてじっくり試合を観れてテンションが上がってるので、突発的かつ試験的にゲームレポートを書いてみました。完全な主観に基づく戯言の羅列で、推敲とか何もしてないので、1ファンの戯言として話半分で読んでいただければ。
投手と野手に分けて、選手ごとの総評を「◎・○・■・▲・×」の凡例で示し、成績と所感を書く形式です。また、良かった点は赤字や橙字でハイライトしてあります。
また、一部の選手にはコメントも付けてます。
それではどうぞ。
投手
■浜屋
初回に2者連続で初球をスタンドまで運ばれ2点を失うも、バタつくことなく切り抜け、以後は無失点に抑えた。キレで勝負するタイプとはいえ、投手有利のこの時期に長距離打者ではない岡に高めの直球を逆方向にスタンドインされるあたりは完全に球威不足。とはいえ球威は気温とともに上がっていくだろうし、生命線のキレはまずまずで空振りも取れていたので、やはりゾーン内の変化球でカウントを稼いでいけるかが今季の飛躍の課題か。
また、3回で2度盗塁を企図されたのも、走りやすい投手と思われている可能性があり、先発としてやっていくうえでは気になるところ。
■平良
ストレートは常時151程度で、数字は平良にしては抑えめなものの安定しており、フォームはしっかり固まりつつあるか。変化球のストライクボールがややハッキリしていたが、チェンジアップはしっかり抜けており、概ね順調に調整できていそう。
▲宮川
ストレートの球威はまずまずだが、キャンプから引き続き変化球が全く制御できておらず、このまま調子が上がらなければB班降格もチラつきそうな不安の残る内容。
○伊藤
テンポよく速球・変化球をバランスよく投げ込み、速球はMAX147km/hを記録。球威・キともにまずまずで、ボールになってもある程度制球はできており、3安打は浴びたものの後に期待できる内容。牽制で韋駄天・和田を刺すなど落ち着いたマウンド捌きも○。
ファンの間で先発ローテ候補として名前が挙がることは少ないが、後半のリリーフで3イニングを任されているあたり、首脳陣から先発として期待されている可能性は高い。
■田村
安打は捉えられたものではなく、エラーで併殺にはならなかったがランナー1塁でゴロも打たせており、ピンチでは空振り奪取率の高いチェンジアップで注文通り三振を奪うなど、持ち味は発揮した。相変わらず制球はアバウトなので、せめて内外角はきっちり投げ分けたいところ。
野手
続いて野手です。○の中の番号は、打席の順番を表しています。
◎金子
3打数2安打
①高いバウンドの打球で美馬のミスも誘い、「らしい」安打で先頭打者の役割を果たす。さらに相手の牽制ミスで二塁を越えてきっちり三塁まで到達する好走塁。
②追い込まれてからボールになるフォークを見極め、直後の甘いストレートをしっかり叩きセンターオーバーという内容のある打撃でチャンスメーク。
③ボールになる低めの変化球を打たされ一ゴロ
1番打者の役割をきっちり果たした。この調子を維持してほしい。
■源田
3打数無安打
①平凡な遊飛
②変化球をひっかけて二ゴロに倒れるも、金子を進塁させる最低限の仕事
③変化球をとらえるも右飛
○森
3打数2安打1本塁打2打点
①追い込まれてもボールになる良い変化球を見送り、詰まりながらもサードの後方に落とす、ある意味理想的なタイムリーで1点を返す。
②初球をフルスイングするも、平凡な左飛でランナーを還せず
③インハイの浮いた変化球を高々と打ち上げ、滞空時間の長いソロホームラン
技ありのタイムリーにソロHRと、2打点の活躍で打棒は順調。
ただし2度の盗塁企図に対して握り損ねて送球すらできなかったのは大きなマイナス。捕手として評価されたいなら、基本である捕球は丁寧に取り組みたい。
▲山川
3打数無安打
①捕邪飛に倒れるもきっちりスイングできており、不安視されていた怪我の影響はなさそう。
②外角の変化球にタイミングを外され、左飛
③甘い変化球だがタイミングを外され、三飛
▲外崎
三打数無安打
①内寄りの速球に押され右飛
②初球を打って平凡な中飛
③甘めのボールに詰まらされ遊ゴロ
■若林
3打数無安打1四球
①三塁線の深いところにゴロを放つも、安田の好守備にも阻まれ三ゴロ
②甘い速球をしっかりとらえるも、伸びがなく左飛
③追い込まれてから粘りを見せ、最後は外に逃げる良いスライダーを2球連続で見極めるという内容のある四球で出塁し、盗塁も決める(最後は球審が辛かった気も)
④1点ビハインドの最終回、無死一二塁でバント失敗
最後のバントミスは、タイプを考えれば大きなマイナス。いきなり3割打てるわけではないので、1軍で生き残るには最低限の仕事はこなせるようになりたい。
▲鈴木
3打数無安打
①フルカウントまで粘るも、インローの速球に見逃し三振
②アウトローの直球に見逃しで3球三振
③外の変化球を引っ張って平凡な右飛
▲佐藤
3打数無安打1死球
①初球を叩くも平凡な三ゴロ
②2球目で平凡な一邪飛
③ボテボテの遊ゴロでランナーを還せず
④右足のつま先付近に死球
■ブランドン
3打数無安打1四球
①直球3球で見逃し三振。かなり甘いコースだったが、フォークが頭にあったと思われる
②直球をとらえるも二ゴロ
③追い込まれたものの抜けた変化球をきっちり見送り、四球で出塁
④1打逆転サヨナラの場面で右飛
変化球対応が課題とされるが、第四打席ではある程度直球に張れる場面だったので、きっちり仕留めたかったところ。
また、おかわりさんの守備に慣れているせいもあるが、まだまだ捕球までのステップがぎこちなく、送球にも力感が見られるので、やはり守備が怪しいという印象。
■岸
1打数無安打
①外の変化球に泳がされ、平凡な中飛
▲山田
1打数無安打
①ランナー1塁の場面で、変化球が止めたバットに当たってボテボテの投ゴロ。思い切りの良さは声出しだけでなく、バッティングで見せてほしい。
▲駒月
1打数無安打
①真ん中の変化球で空振り三振。ちょっと厳しい内容。
○熊代
1四球
①きわどいストレートを落ち着いて見送り、四球で出塁。1点ビハインドの最終回の先頭打者なので、地味ながら良い働き。
▲山野辺
1四球1失策
①熊代に続いて四球で出塁。ただ相手投手・山本の自滅感が強いか。
守備では途中出場から、6-4-3の併殺機会で悪送球。うーんこの。
▲中熊
1打数無安打
①一打同点のチャンスで、厳しめの球に手をだし平凡な遊飛。
レポートは以上です。金子は練習試合で活躍したからといって持ち上げるような立場の選手でもないので、伊藤翔が思いのほか良かったのが収穫でしょうか。
データを載せられないのが歯がゆいところですが、時間があればまたやってみたいですね。
それでは。